息子からの手紙
2012年 04月 22日
全寮制。
1通目の手紙は、まるで一行日記のようだった。
そして、息子から2通目の手紙。
数学の授業で習った立体の絵がかかれ、
英語が始まり、スポーツはバスケに決めたこと。
毎日が楽しいこと。
チェロもどうやら練習をしているようで
明日と明後日に弦楽オケで曲を聴いてもらうこと。
うまくいけば来週から、もしくは、GW明けに入部出来ることが
書かれていた。
同じ部屋の子は、ヴァイオリンをしているようで、
すると、ヴァイオリンが3人。チェロが1人いることになる。
女子率が高い弦楽オケに男子が4人。
昨日、友人からメール。
彼女は、学園で委員をしているために用事で向かっていた。
土曜日の授業も終わり、自由時間となった彼は
楽しそうにクラスメイトと歩いていたそうだ。
離れるということは、どんな感じになるのか
それは実際にならないとわからないのは当然なのだが
離れているのに、離れている感じは思ったより少ない。
わたしも夫も、妹たちも、今まで以上に兄を気にかけている。
思いは同じとよく言うので
きっと彼も今までよりずっと家族を気にかけていることだろう。
5月になったら会える。
わたしたちは、それが待ち通しい。
たくさんの「新しいこと」の中ですくすくと育っていかれますでしょうね。
離れて強まる絆もまたあるのだと、私もこのごろ思います。
どうぞすてきな学園生活になりますように。
むすこはたくさんのことを学園で学んでいるようです。
放したことで、楽をしているように思われることもありますが
ちっとも楽なんかありません。
いるならいるで見えないことが、いないとなると見えてくるものですね。不思議です。
いまは、しばし共の生活を楽しんでいます。
時々、帰ることを思うと胸が痛みます。選んだ道だというのに
ちっとも潔くない母です。