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フェリックス・ホフマン

今年の夏も、八ヶ岳には行かない。
そういえば、ここ2年は行っていない。
行くと必ず美術館めぐりになる。
それは季節は関係なく、いけばほとんどの美術館を訪れることになる。
子どもたちから言わせれば「好きだけど、いつも全部行くよね」
と言いつつも、奴らも楽しんで、見て、読んでいるのだから有り難い。

八ヶ岳の木々の間に建つ「小さな絵本美術館」は
一歩入ると、もう帰りたくなくなる場所で
図書室の場所なんて、誰もいなかったら、わたしが寝転んで本を読みたかった。
もし、家を建てるなら、絶対に真似て部屋を作ると心に決めたほどだ。

フィッシャーの時の記事はコチラ赤ずきんにあえます。^^

わたしの尊敬する友人は、さとうわきこさんと親しく
一緒にホフマンの土地に訪れている。
そのときのよだれがたれそうなほど羨ましい写真の数々は
見ていて幸せな思いがした。

『ねむり姫』のカエルがいたあの場所やね。あの場所。
ぜんぶ写真にあるの。
あぁ、行ってみたい。

小さな絵本美術館には、うっとりするようなものもたくさんある。
そのひとつであるホフマンがいま銀座にいる。
行けなくて残念だけど、それはそれは素敵なはず。

今回嬉しいのは
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赤ずきん
フェリックス・ホフマン 
大塚勇三訳
福音館書店



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くまの皮をきた男
フェリックス・ホフマン
佐々木梨代子/野村泫  訳
こぐま社

が新登場したこと。

特にこぐま社の この佐々木、野村 両氏の訳はものすごい定評がある。
それはこれらの本をすでに寝物語などで読んであげたことある人は実感済みだと思う。

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子どもに語るグリムの昔話
佐々 梨代子、 野村 ヒロシ 訳
こぐま社


この第一巻に収録されているのもこの『熊皮』
子どもたちにも人気のあるひとつ。
しかもこの両氏の訳、そして、なんといってもホフマンの絵!
是が非とも買うべきである。


ひとつ残念なことは、ラプンツェルが限定出版だから重版未定の品切れ。

福音館書店の皆様、お願いですから重版してください。
ホフマンの絵本は品切れにしないでください。

といっても、つい最近までドーレアも絶版同然状態だったもの
なかなか難しいのだな。でも、それも限定出版だから
買い逃さないように。
わたしは、10年近く前に手に入れているので、大丈夫♩

そして、最後に、ホフマンの絵本に愛を感じ、指示され続けるのには
万人のために作られたのではなく、たったひとりの子どもや孫
それぞれにために作られただからだろうと思う。
思えば歴史ある愛されている絵本は、そういうものが多い。

どうぞ愛を見に、感じ 教文館ナルニア国へ訪れてください。

ホフマン展
by sorita-exlibris | 2012-08-03 11:00 | 昔話 寓話 | Trackback | Comments(0)

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