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子育て支援拠点で絵本相談室


出張ま〜まさんの絵本相談日

今日は奇数月で多胎っ子の日。

マーガレットま~まの応援拠点を出張している日なんですね。
スケジュールはこちらでどうそ。



双子のお母さんは3組いらしてました。他にも数組の親子さん。
秋の声が聞こえてきて、トンボがよく飛ぶようになりましたね。お盆の頃は、木曽福島でも川原にいっぱいトンボが飛んでましたよ。ということで、折り紙で作ったトンボを持参して、


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わらべうた♪とんぼ
みなさん~、わらべうたっていいですよ。
ぴたっと子どもの声がとまるの、こっちに向く。
こどもたちの通った保育園は、呼びかけはみんなわらべうたのように
うたいながら話しかけてました。


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絵本では一歳三カ月の男の子が集中が…というご相談でしたが、全く心配なし!まだまだ一歳三カ月です。気長に行きましょう。それに乗り物が好きなようで、周りにある乗り物の絵本に気を取られながらも最後まで聞いてくれてました。たくさん本があると目移りするよねぇ。わたしたちが好みの店で目移りするのとおんーなじですw


前回の多胎っ子で出会った双子のお母さん。
すぐに文庫にも来てくれました。(珍しっくとても混んでてごめんなさいの日でした(;^_^A


初めていらしてたお母さんに文庫の紹介もですが、おすすめしたら買ってくださった
0.1.2.えほんを絶賛してくださり嬉しかったです。

今日読んだ0.1.2.えほん コチラも喜んでくれてました。




ぽぽんぴ ぽんぽん
松竹 いね子 文
ささめやゆき 絵
福音館書店




のりたいな
みやまつともみ さく
福音館書店



ごぶごぶ ごぼごぼ
駒形 克己 さく
福音館書店



この『ごぶごぶごぼごぼ』は鉄板ですね!
間違いなしです。

今日も双子ちゃんのひとりに読んでいたら、眠たいのかはじめ
泣きそうでしたが、じっと聞いていて、さいごのしーでは、わたしの顔をじーとしてました。
そのあと唇でぱっぱっと音を出してあげていたら、にこにこして
しばらくするとすーと眠りに。


双子ちゃんの生活、赤ちゃんが二人いきなりきたら”大変じゃない”わけがない。

わたしは年子で慣らされた後、とはいえ、やはり双子はすごかった(笑)

なんというかパワーが違う。動きも二倍じゃなくて二乗なんだとわかりましたw

なにが大変かなんて、大変じゃないことはないので、なにが楽しかったかを聞いてほしいな。

もう大学生ですよ、と話すとみなさん驚きます。
わたしもそうでした。こんな小さな双子の明日のことでいっぱいで、
将来大学生になるとか、ランドセルさえ想像できなかった。
それぐらい忙しい(笑)

双子との思い出話も書いていこうかな。以前のブログからちょいちょいつまんでいきます。

みんな、眠い時には寝ようね。





# by sorita-exlibris | 2023-09-04 23:08 | kodomiruの部屋 | Trackback | Comments(0)

子どもはいつでもたのしく遊ぶ

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ピクルスとともだち
小風さち 文
夏目さち 絵
福音館書店


 発売されたのが今年の5月。
春の大風の話から、虫取り、スイカ、打ち上げ花火…
とくれば、しまった、やっぱり文庫に入れるべきだった。
と思うわけで、でも、今から読んでも楽しいからねと言い訳をしておきます(笑)


注文をしたので、今週は無理でも来週の文庫には間に合うことでしょう。
お楽しみに。

子どもって、なんで?どうして?の疑問を持ったら、そりゃうるさい、うるさい。
そういう意味では家や近所におじいちゃんやおばあちゃんやおじさんやおばさんという目上の存在があると、そこでうまく収拾してくれるわけですw
子どもたちもなぜか、目上の人にはそこまで食いつかないし、
とにかく年の功で説明も、ごまかしもうまいよな、そんなことも考えてました。

ピクルスもせっかくの春休みなのに、雨がおおくてやんなっているところ、
”春の大風”が吹くとどんな雨雲も吹きとばすんだよとお父さんから聞いたもんだから、
それがなにか気になります。
見てみたい!と思いますよね。
わたしも小さな時、雷が鳴ると絶対外に出ちゃだめと言われましたが、
ある日、仕事で親がいない時、少し遠くまで雷が見たくて歩きました。
鈍色の空のなかに、暗雲と音と光。その光は当時ではその町では高い建物の向こうで、
光る赤いような黄色いような白いような、するどい閃光を見て、
雷様が怒ってる!と怖くなり家に走って帰ったことを覚えています。

ピクルスの今度のお話は、そんな春の大風ってなに?の疑問から始まり、
それがなにか聞いて歩いているうちに、近所に引っ越してきていた友達に会います。
あたらしいともだちってワクワクします。
はじめての約束って、いつでもドキドキしませんか?

虫取りに、打ち上げ花火 ちょいといじわるなお友達もいたり、
でも本当にいじわるなのかな? 伝えるのが下手ってあるよね。

ピクルスの世界を通して、色々なこと経験できます。

読みたいな!と思った人は、すぐ本屋さんへ、または図書館へ。
でもきっと、図書館で借りても、すぐに本棚にしまいたいと思えるほど
ピクルスはこどもたちの素敵なともだちになってくれるはずです。


゚+。*゚+。。+゚*。+゚ ゚+。*゚+。。+゚*。+゚ ゚+。*゚+


紹介した本を読んでくれたり、感想を送ってくださる人に感謝。
少しでも本の好きな輪がひろがるといいなと思います。








# by sorita-exlibris | 2023-09-03 12:20 | 幼年童話 | Trackback | Comments(0)

あっという間に新年だった

あっという間に新年だった_d0220685_20221489.jpeg

前回ここのブログを書いてから、半年以上空いてしまっていた。
共通点と言えば、今日もまた、息子や娘が帰寮した翌日ってことだけ。

あれからの変化といえば、息子が新しく行く大学が合格したことと
(息子はこの春大学を卒業する人)
娘たちが年末前からバイトに行って、初めて我が家で家族揃っての
新年を迎えなかったこと。

ぐらいだろうか。

気づいたら、ちびっこがわやわやいて、かるがも一家のような状態だったのが
みんな大人サイズになり、数え年で24歳、23歳、20歳、15歳という
あらびっくり半分はいい大人だわ、という年齢になっていた。

たぶんここでは就職がふたりはしているだろうという計算だったけど、
学びたいという気持ちがあるのはとても尊いことだと思うので、
できる限りは応援したいと思う。

子どもってすごいな、可能性がたくさんある。
親として、諦めない子に育ってなくてよかったとほんとうに思う。

さて、一昨年も本をプレゼントしたように思うけど、
今年は子どもたち全員にお年玉プラスで本を贈った。

写真の
『Winnie the Pooh』
A.A.Milne
E.H.Shepard

『星の王子様』
サン・テグジュペリ 
河野万里子 訳
新潮文庫

は、それぞれ、プーさんは食いしん坊で常に腹すかしの双子の姉(次女)に。
星の王子様は、フランス語を専攻している双子の妹(三女)に。

三女にプレゼントする時に、「フランス語専攻してるからね…」と言葉をつづけようとしたら

「え?わたし”起き上がりました”しかフランス語言えないよ?」

と、二本の腕を胸の前でグーにして、海老反りしながら起き上がる真似をしながら
わざわざ上のセリフを言うもんだから、朝から爆笑してしまった。(笑)

日本語だと知ってホッとしてたけど、英語がぐんぐん伸びてる次女には
原書でのプーさん。

長男には梨木果歩さんの『鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布』新潮社版




長女には茨木のり子さんの詩集

茨木のり子詩集 (岩波文庫)
茨木のり子詩集
谷川俊太郎選
岩波文庫


末娘の四女には


キャサリン・ブルートン 作
尾崎愛子 歌
平澤朋子 絵
偕成社


息子は山登りにたまに出かけるのだけど
ちょうど赤城山に登ってる時に、私も読んでいて、これをあげようと
その時から決めていた本。
わたしなんて、赤城山というと、国定忠治しか思い浮かばないんだけどね。(笑)

長女にはぜひ茨木のり子さんの詩に出会ってほしいと思って。
ハングルの茨城さんが訳された詩集にしようか迷ったんだな。
韓国語も載っていたら、間違いなくそれを選んでいた。

末娘は、色々なことが気になる年頃なので、と選んだみた本。

彼女は、この冬休み



目で見ることばで話をさせて
アン・クレア・レゾット作
横山和江 訳
岩波書店

を寮に持ち帰った。

感想を話してくれるのが楽しみ。




# by sorita-exlibris | 2023-01-10 21:14 | 暮らしの綴り文 | Trackback | Comments(0)

おやつは外せないー作家のおやつー

今週は末娘が帰寮し、なんだかぽっかりとしつつ、
二学期も無事に過ごせますようにと祈るばかりの日々スタート。

ぽっかりとするからか、更年期だからぽっかりするのか、
わかりませんが、あんまり身体に反抗しないで日々を暮らそうと思います。

行きたかった講演会も、今回は前日にキャンセル。
よくよく考えていかないといけないと反省中。

今週、のんびりしつつ作ったおやつと本を紹介します。
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こちらおかゆパン
本当は玄米かゆで作ります。

炊いた玄米をおかゆにして、そこへ地粉を投入。
レーズンをいれてもったりするまで、調整しつつまぜる。

甘味はレーズンとお米のみ。
十分甘くておいしいです。
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いちじくが安かったので、
白ワインとてんさい糖でコンポートにしました。
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出来上がりは琥珀色の美しさ。

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ヨーグルトにいれたり、マフィンにいれたり
足りないので、もっと作りたい。

大量にいちじくが手に入ったとときは酵素ジュースも作りますよ。


そして、ときたま眺めては食べたい!と生唾を飲み込んでいるのはこの本

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作家のおやつ
平凡社

三島由紀夫、手塚治虫、開高健、檀一雄、植田正治、
瀧口修造、市川崑、沢村貞子、坂口安吾、久世光彦、向田邦子、
植草甚一、石井桃子、小津安二郎、種村季弘、川端康成、茨木のり子、
池波正太郎、吉屋信子、古川緑波、井上光晴、色川武大、荻昌弘
内田百聞、古波蔵保好、團伊玖磨、吉田健一、森茉莉、獅子文六、澁澤龍彦


鎌倉文学館で原稿をお目にかかった方もいらっしゃるけど、おやつの好みの楽しいこと!食べたことがあるおやつが出てくると嬉しくなりますね。
嬉しいのが、茨木のり子さん、養老軒の外郎がお好きとか。

養老軒の外郎は本当においしい。これをお土産にすると、外郎の概念が変わった!と言ってくださる方もいる。
5月のこと、東京からふと遊びにきた友人に、ぜひ養老軒へと
半分無理矢理紹介した。(笑)
満足いただけたようだったのでホッとしたけれど。

養老軒はフードライターをしていた時に、取材させてもらった場所。
パンフレットも作らせていただいたこともあります。

昔取った杵柄はよしとして、

昨年の夏に初めて食べた”大手饅頭”
内田百聞は幼少の頃から食べていたこのお饅頭が恋しくて
知人に頼んでかってきてもらい、かつ黴がはえてきても食べてしまうほどだったとか。

三島由紀夫は、あれだけ作品を残しているにもかかわらず、
どうやらドラクロワを真似ているようで、
食のことをあれこれ語ったことはない。
外食の際も、決まりきったメニューで、それは時間の短縮と考えれていたのか、はたまたそれが彼の美だったのか。

鎌倉文学館で見た、三島の原稿の美しさは目を見張るものがあった。
誤字脱字がほとんどなく、あったとしてもそれはそれは美しく訂正されていた。
編集泣かせの原稿の作家さんばかりだったのに。

この本では甘いものが大嫌いだったと井伏鱒二の紹介をしているけれど、
阿佐ヶ谷のうさぎやのどら焼きをとても愛していたとか。
ちなみに武者小路実篤も好きだったとか。

見ているとガッツリ甘い和菓子や洋菓子が食べたくなります。

つい先日、近くのお茶をいただける竹翠亭でいただいた一服を紹介。

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中津川の栗観世

葛のようなお餅のようなぷるんとした柔らかさに、
冷やして食べる夏バージョンの栗きんとん。

また来年会いましょう。













# by sorita-exlibris | 2022-09-03 19:13 | おいしいそうな本 | Trackback | Comments(0)

やさしくいきたいーコウケンテツのごはんのはなしー

あと1日で夏休みが終わります。
東京へ末娘は帰り、大学生はもう少し夏休み。

9月16日からはお弁当が再開。
大学生活にも慣れてきたと思うので、お弁当のことを考えねば。
というのも、地元組は中学からお弁当。今日まで毎日ほとんど作ってきた。
大学生活にも慣れたであろうから、9月からは当番制にしようかと思っています。

お弁当のInstagram よかったら覗いてみてください。

さて、お弁当は自分が食べるのが好きだから楽しいけど、
片付けとか、お弁当箱の始末とか、大学生にもいろいろあるようで、
作り手にストレスを与えることもあるわけです(笑)

以前料理番組でコウケンテツさんが、台所にストレスを持ち込んじゃだめ。
持ち込まないように家族のお互いの協力が必要と話していて大共感をしました。

作ってない人で片づける。テーブルセッティングも作ってない人でする。
それだけでもストレス軽減。
コウケンテツさんの食事は楽しくあるべき、というのはとても大切だなと
初めて聞いた時は感動しました。

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母の友 9月号
福音館書店



やさしくいきましょう6
コウケンテツのごはんのはなし

今回の話も良かったです。
息子さんが中学に入学をしたようで、曜日によって夫婦でお弁当当番を
決めていること、お弁当のおかずのコウケンテツさんのルールは参考になりますよ。

わたしがこれを読んで、うるっときたことは、料理家であるコウケンテツさんが
お弁当作りに対して、自分で決めたルーティンルールのおかげもあって
思ったよりは大変ではなかったと書いていますが、正直に「やっぱりしんどい」
と書かれたことです。

子どもの毎日のお弁当だから作ってあげるのはしんどさじゃないという人も
いるかもしれないし、ましてや料理家は作るのがプロ。
しんどいと正直に言えるコウケンテツさんはやはり好感度が高い!!

そして、週に1回は校内購入を検討してほしいと息子くんに交渉しているそうです。

わたしもお弁当作りは楽しいし、この春、大学生組が地元に残ることになり、
また一緒に暮らせることと、お弁当を作ってあげられることに喜びを感じましたが、
自分の弁当だと思って楽しんでいますが(笑)
やはり当たり前になるとしんどくなるもんです。

当たり前とは思っていないようですが、お弁当の仕込み準備の器具は洗う約束が
寝坊で洗えない・・・等々続くと、気分的に星一徹がムクムク湧くんですよ。(笑)
湧きませんか?

でも、食べることが好きなので、作りはしますが、
最近詰めてあげませんでした。そうこうして夏休み。

今回はしかと当番を決めようと思います♪

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お弁当ではないですが、夏休みの昼ご飯。

色々彩そうめん
自家製の醤油豚、庭の紫蘇をたっぷり、
これまた畑のきゅうりとトマトをたっぷり。
ごまをかけてそうめんつゆでいただきます。

これはお弁当でも作ります。
麺と具を別々にして、つゆも別容器。
つゆは原液で氷をいれておきます。
こうすると、冷えてるし、溶けてちょうどよくなります。


さて、母の友9月号ですが、今回の特集は”旅する絵本”
それぞれが旅を連想させる絵本を紹介していますが、見ごたえ抜群。

ひそかにとても嬉しかったのが、小川たまかさんの連載『自由のほうへいくために』
では、最近一押しのCRAZY COCOさんのことが書かれていたこと。

知らない人は、Instagramでチェックしてね。







# by sorita-exlibris | 2022-08-29 22:09 | 暮らしに役立つ本 | Trackback | Comments(0)

絵本のある暮らしに憧れていたら、いつのまにかたくさんの書物に囲まれていました。htttp://www.kodomiru.com 絵本と子育てがいっぱい書いている初期ののブログはコチラ http://soritant.exblog.jp/


by sorita