世界のむかしばなし
2020年 03月 21日

世界のむかしばなし
瀬田貞二 訳
太田大八 絵
のら書店
長男と長女が保育園時代、毎晩読んでいた本のひとつがこれです。
とりわけ、はじめのお話で紹介されている
『七人さきのおやじさま』がとっても大好きでした。
「ひとばん、とめていただけませんか?」
ある旅人がある立派な百姓家に泊めてもらおうと家の玄関先で頼みます。
するとてっきり家の主人だと思ったおじいさんは、主ではなく、
台所にいってわしのおやじどのにはなしてごらんと言われます。
ところが、次の台所でも、その先の食堂でも、どんどん家の奥に行きますが
どのおじいさんも「わしのおやじどのに、はなしてごらん」というのです。
さて、最後にあったおじいさんは、どんなおじいさんだったのでしょうか。
残念なことに、当時は4人の子育てでてんやわんやで、語りを覚えたい!と思ってはいても、
まったく頭に残らず、全然覚えられなくて落ち込んだりもしたけれど、
落ち込んだことも忘れるくらいに、年子と双子の2セットは大変でした(笑)
よく、寝る前に読むといい絵本ありませんか?
と聞かれますが、寝る前は、ぜひ物語を読んであげてほしいなと思います。
この『世界のむかしばなし』は瀬田貞二さんの訳で、各国のお話を知ることもできますが、
なにより言葉がとてもリズムよく読みやすいです。
うちは早生まれでしたので、3歳の年少さんの時は、毎晩お話を読んでいました。
それも1週間は同じものを毎晩。
おじいさんが、どんどん、さらにおじいさんになっていって、
歯をカチカチさせたり震えてるので、そんなところでも笑っていましたね。
語る本は、いいですよ。
小さい頃は読んであげて、子どもが大きくなったら自分で読んで、
その物語の中には、読んでくれた親との思い出もたくさん出てくるでしょう。
わたしはたいしていい親ではないけれど、
もしかしたら、そんな記憶が思春期も楽に通り過ごさせてくれたかもしれません。
by sorita-exlibris
| 2020-03-21 23:47
| 語る話
|
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