
今日はこちらへ出かけてまいりました。
コロナ禍で延期されていた襲名・真打披露公演、待ちにまった!という方が
ほとんどではと思います。
名古屋市公会堂は、数年前、憲法寄席で、立川談四楼師匠が高座をなさった時にも
いい建物だと何度も話されてました。
名古屋市公会堂は、由緒ある建物で、戦火も潜り抜けた歴史を持っています。
昭和2年起工、昭和5年着工、昭和天皇の御成婚の記念事業で建てられたものです。
外観もですが、内観のあちこちがモダンで良く、名古屋市市民に愛されています。
余談ですが、名古屋市の市政資料館も最高に素敵な建物なんです。
ぜひそちらも行かれてみてください。
さて、会が終わってから、感動しすぎて言葉になりませんでしたが、
7時間以上経って、ようやく正気に戻ってきました。

襲名・真打披露の口上にいらしたお方々はこちらの皆様ですなんて豪華なんでしょう
今年の3月に行われた親子会で松鯉先生を拝見してから、先生の優しいお顔にノックダウンされております。先生は那須与一の『扇の的』を話されました。入門時に必ず落語も講談も覚えさせられるという『三方ヶ原のたたかい』も少し拝聴できたのはお宝な時間でした。
実は神田阿久鯉先生は初めて拝聴しましたが、なんとも艶っぽく所作が美しい。また目の表情だけでなく、口元、頬のあたりが、それはそれは表情が豊かでございました。
遊雀師匠がこれまた聴きごたえのある『真田小僧』で、お父さんがとてもチャーミング。こんな亭主なら浮気なんて絶対しないよね、と思えるほどキュートな旦那様。
市馬師匠は声が素晴らしい。行司もそれはそれは見事でした。戦後の歌謡曲は全て1番なら歌えると聞きましたが、歌われた日には骨抜きにされそうです。港みなとにいい人がいたのは市馬師匠なのでは?(笑)
さて、口上を拝見するのは3回目です。一度目は、古今亭駒治師匠の大須演芸場での真打披露。二度目は、立川わんだ師匠の、これまた大須演芸場での襲名・真打披露。この時は志の輔師匠が口上をなさり、これまた至近距離な上に、大須演芸場で高座をなさるのが初めてという貴重な一席を拝見することができました。
今日は、一席ごとに場が温まるのを感じました。みんなの目的がひとつ、神田伯山先生の真打披露のお祝いに842人が集まっているわけです。空気は隅から隅までずいずいっと、”めでたい”の一色。
一席終わるごとにその色がさらに染まっていき、口上が終わったら、ますます空気が変わりました。
今日、物販があったのですが、なんと開場してから30分もたたぬうちに売り切れたそうです。(もちろんわたしもすぐ並んで買い求めました。サインは前回と同じ釈台くん♡もいる)そのことをとても喜んでいた先生でした。だからじゃないですが、今日の一席は『中村仲蔵』と言われた瞬間に会場の空気が待ってました、とかみしめるような喜びが流れたように感じました。
わたしの願望がそう感じさせたのかもしれませんが。年末のNHKの『中村仲蔵』もありますし、11月は志の輔師匠の『中村仲蔵』があります。ラジオでもNHKのことは話されていたし、来るのでは?と勝手に願っていました。内心、キター!!と思い居住まいを整えました。
YouTubeで何回も拝見している『中村仲蔵』映像でも何度も息を呑んだのに、生ですよ!望んだとはいえリアルなんです。きっとこの緊張に耐えられそうにないと思い、なぜか鞄を足元から引き寄せ握りしめてました。(笑)
始まる前に、携帯を切っているのを何度も確認しているにも関わらず、携帯がなったらどうしようという、変な緊張感と、仲蔵自身の後がない緊張感が重なり、わたし倒れるかも、とまじめに思ってました。でもお隣もお隣も知り合いだから、骨は拾ってくれるだろうという安心感といや倒れるなら終演後に、と自分に言い聞かせ……
講談を聞いて、肩から背中にかけて筋肉痛になったのは初めてです。(笑)
それぐらい、息をするのも忘れてました。息する音で、場を邪魔しちゃいけないとも思っていました。
『中村仲蔵』ぜひ調べてご覧になってほしいと思います。YouTubeで拝見した時も、画が目の前で見えたように感じてましたが今日はもっと鮮やかに見えました。
涙が止まらない『中村仲蔵』です。
会場には若いお客様もいて(わたしも若い方 (笑))なんと小学生の子もいました。みんながひとつになって、物音ひとつたてず、身じろぎもせずにただただ一緒になって、弁当幕見と言われた五段目が変わる、その斧定九郎を見ていたのです。842人がただ一点を見ていました。
この披露公演の中、名古屋で初めて行いますと仰る、伯山先生自ら手打ちを取り仕切ってくださった1本締めで会は幕を閉じました。
コロナ禍で以前とは違う制限が増えました。同じものをみて、心を動かし、揺さぶられ、その気持ちをお互いに「よかったですねぇ」と交わす喜びを、改めて今日は強く感じました。いいですねぇ。「よかったですねぇ」と交わせることが幸せだと感じるこの経験に感謝の気持ちでいっぱいです。
コロナ禍での生活が長引くことが原因で、気持ちが落ち込んでいる人が多いと聞きました。そういう中でも、”ご贔屓”だったり”推し”だったりがあると、人は元気でいられることを知りました。元気でいられるのも、その方々が活動してくださるからでもあります。その姿を見て、よしがんばろう!と思い力がみなぎります。
わたしたちを元気にしてくださる”ご贔屓”や”推し”に心から感謝いたします。
そして、まだの方は、”ご贔屓”や”推し”や好きなこと、趣味、なんでもどうぞ見つけてください。世界が変わりますよ。
帰り道、高揚していて、まるで高熱を出したあとのようなぼやっとした気持ちでは帰れず、大須まで行きました。今月から寄席が始まっている大須演芸場で、友の会更新をして、街の空気を吸いこみ、おせんべいを買って帰りました。
宗春公のからくり人形、はやく直してくださいね。名古屋市役所の皆様、よろしくお願いいたします。

晴れやかな、幸せそうな顔でみなさん帰り支度をされていました
夕暮れ時が始まりそうな鶴舞公園
夕暮れ時、活気ある大須

朝日軒のお菓子大好きです。どれでも3袋1000円
最後にご一緒してくださった尊敬する友人たちに感謝
アスターミュージックの皆さまにも感謝
そして、お怪我で今日来られなかった友人も、来月は志の輔師匠に出かけられますように。
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-28894737"
hx-vals='{"url":"https:\/\/soritaehon.exblog.jp\/28894737\/","__csrf_value":"ceb8ec6736e407f66028ff7a8105136034c0d6f5bb89e210be4ceb9f9be8094a7a76df0e78da168997a1d163aea30e4f0e2ee9891c82f4b40dbe8860099d0dfa"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">