今日は『こどもと本の』の勉強会。
リアルで集まれて嬉しかった一日。
そして、今日の勉強会はこの本で持ち切りとなりました。
あおい目のこねこ
エゴン・マチーセン 作
せた ていじ 訳
福音館書店
残念なことに、この本にまつわる自分の子どもと小さかった時のエピソードはありません。
ですが、長女と初めてこの本のことで話をしました。
本作は、7つの小さなお話からできています。
あおい目のねこがねずみの国を探しにでかけ、見つからないのですが、
きいろい目をしたねこたちに出会います。
彼らもねずみの国を探しているのですが、見つかっていません。
「ぼくたちも、ねずみのくにをさがしにきたのさ。それでもみつからなかった。
きみは、ひとりでさがせるんだろ、青い目のねこだもの」
と言われます。またその絵が意地が悪い、きいろの目のねこたち。
まぁいろいろあるわけです、あおい目のねこがねずみの国をみつけるまでに……
いろいろあるのに、あおい目のねこはいつでも、ポジティブです。
健気とも違います。まっすぐなんです。
「なーに、こんなこと、なんでもないや」と歩いていきます。
長女は、子どもの頃に読んだよね、といいつつ、久しぶりに手にとりました。
読んだ後で、一言。わたしのポジティブに同意はしてくれましたが、
「それより、なんだかイワンの馬鹿みたいね」
と彼女は言ったのですが、さすがだなと感心しました。
勉強会の中でも、ひとりの人が
「あおい目のねこは、誰にも文句を言わないし、嫌なこと言われても仕返しもしない」
イワンそのものです。
ポジティブでいろ、とか、我慢しろ、とか、仲良くしろ、とか分け与えよ、のような
説教臭さは微塵もありません。
あおい目のねこの生き方を在りのまま見せてもらった、だけなのですが
きっと読んでもらったらどの子も、気持ちのよい次を迎えること間違いなしです。
本のタイプになっているけど、文字数も少なく、絵がとてもシンプル。
言葉も絵も絶妙なバランスで、伝えたいことがバシっと伝わるお話になっています。
7つに分かれていますが、それぞれがとても短く、ひとつずつ区切ってもいいでしょう。
もしかしたら、お気に入りの箇所が見つかって、そこだけ読まされることもあるかもしれません。
自己肯定感を持って、子どもには大きく育ってほしいと思います。
どうせ、ぼくなんか、そんな思いを1ミリでもってほしくないと
親なら誰でも望むでしょう。
褒めてほめてほめまくるだけじゃ、それも育たないのかなと自分では思っています。
褒めるところは褒める。いけないことをしたら、そこはきちんと叱ることが
人を育てるのに大事なところではと考えています。
ついね、疲れてると、どうでもいい失敗で、なんでこぼすの?と言ってしまったこともありますが、
大丈夫、だいじょうぶ、拭けばすむよ、と言えた自分も知っています。
もっと余裕があれば、子どもの年齢を見て、こぼした原因も探れるでしょう。
コップの大きさがあってないとか、飲みやすくないとか、持ちやすくない。
または子どもの欲求とは違うものだったかもしれません。
この欲求も、聞いてあげるのがわがままに該当することもあれば、
そこは聞いてあげるべきでしょうと、要求をのむべきこともあります。
この見分け方は経験がいります。
実は保育士さんのベテラン先生なんかは、ここの見分けがとてもうまいです。
要求の真意を汲んでいる先生がいます。
子どもをよく見ているんですね、心から尊敬してました。
子どもはお母さんが大好きです。
昨日も書きましたが、なんせお腹の中でダイレクトに聞こえている”声の持主”です。
一番安らかな気持ちになれます。
読んで、と絵本を持ってくるのも、一緒に寝る、というのも
お父さんが悔しがるほどお母さんが多いことって少なくないと思います。
我が家の場合、お父さんにも本を読んで、と言ってましたが、
寝る時は絶対わたしでした。
「お母さんがいい」 なんで?と聞くと「お父さんはいかん。先に寝てしまう。役に立たん」(笑)
と言われてました。たしかにうちのお父さん、5秒で寝てましたから(笑)
さて、なんでこんな話が始まったかというと、
今日の勉強会で、読み聞かせをつらく思っているお母さんが多いという統計が出た、
という記事を教えてもらいました。
わたしも子どもが1人の時でも2人の時でも、4人でも、5人になった時でも
しんどいと思ったことはない、などと口が裂けても言えません。
今日は寝かせて、と思ったこともあれば、思わず口にだしたこともあります。
そこは子どもも交渉上手なので、じゃ、短いの一冊、とか。
わたしがうとうとしながら読んでいるのに、しびれをきらして、
長女が、わたしが読むから、明日は読んで!と妹に読んであげたこともあります。
でもね、思うんです。疲れていて、読むことで泣きたくなるぐらいしんどかったら
読まなくていいと、そう思います。
子どもも楽しくないでしょう。
自分も楽しくないです。
わたしはよく疲れていて、どうしても読めなかったときは
「しりとり」をしたり、歌をうたったり、
適当に思いついたことを作り話で聴かせていました。
かっこよくいうと素話ですが、勝手に作っているので、そんないいものではありません。
それでも、こないだの話の続きをして、とせがまれたことで
嬉しく思って、続きを作りました。
毎日読まなくちゃいけないとか、本をひと月に何冊読まなくちゃいけないとか
そんなへんな縛りにそれこそ縛られる必要はありません。
絵本を読まなくても、わらべうたうたったり、これもちゃんとあるわらべうたじゃなくて
適当に節をつけて「●●ちゃん♪きょうはなーにをしてきたの?」歌で聴いてもいいと思います。
きちんと本を読まなきゃ、きちんとわらべうたをうたわなきゃ、なんてルールはありません。
一緒に遊べる年頃なら、ゲームをしてもいいでしょう。
実は2歳頃から遊べるものだってありますよ。
ゲームだって、なにかゲームをするためになにかモノを用意しなくちゃいけない、なんてこともありません。
「なーに、こんなこと、なんでもないや」です。
疲れている時、わたしは本があることで、
頑張って自分が話さなくちゃいけないという時に、絵本に助けられました。
疲れている時、わたしはボードゲームがあることで、
頑張って自分で遊びを考えなくちゃいけないという時に、ボードゲームに助けられました。
わたしもたまには聴きたいからお父さん読んで、と
子どもと一緒に夫が読むのを楽しんで聞いたこともありました。
今おもうと、しんどいなと思う時の方が子どもに読んでとせがまれました。
子どももおなじようなしんどさを持っていて、読んで落ち着きたいと思ったのかもしれません。
長男が21歳、末娘が13歳。
忙しいを言い訳にしたこともあったけど、読んであげる時間があったことは
よかったなと心から思います。
読み聞かせがしんどいと思っているあなたがいたとしたら、
絵本でなくても、子どもとのコミュニケーションはなんだってとれることを
忘れないでください。
読み聞かせは絶対しなくてはいけないものでもありません。
しなかったら、ダメ、というものでもありません。
読み聞かせは回数じゃないんです。
でも、子どもは要求をしてくるでしょう
読んで、と。
そして、いつか、読んで、と言わなくなります。
読み聞かせボランティアをしているといいことがいくつかありますが
家の中でのいいことは、練習に子どもがつきあってくれることです。
読んで、とは言わなくなりますが、
聴いてくれます。
でも、いまは忙しいから、聴けないのと言われて
立場が逆転です。
そんな日もいつかきます。
無理はしなくてもいいけど、でもやっぱり伝えちゃいます。
子どもに読んであげると、子どもが感じる幸せはそれはそれは計り知れなさそうです。
その瞬間の顔を見られるのは、わたしにとって、一番、ユンケル皇帝液のような効き目がありました。
疲れていても、
「なーに、こんなこと、なんでもないや」
おやすみなさい。
よい夢を
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